横浜丸魚株式会社

毛蟹、資源を管理しながら大切に食べましょう。

今日は清々しい青空、晴天です。

菜の花が咲く頃、ちょうど3月から4月にかけてまるで梅雨のように雨の日が続くことがある。

いわゆる「菜種梅雨」と呼ばれているものです。

2024年の今までの降雨量が例年に比べて多い。あくまで私の感じた感覚を基にした意見ですが・・・・・。

気象庁のデータを調べたら、私の勘違いではないようで、私の住んでいる辻堂は前90日間合計降雨量が235.0ミリメートル、平年比112%でした。

仕事柄、いいえ趣味と言った方が正しいかもしれませんが、天気や吹く風に関心があります。

時化で売上高が大きく変動するのを無視出来ないし、営業担当者はどんな状況でも集荷に努力している姿を見ているからだと思います。

水産業にとって景気が悪くて天気も悪いのは、踏んだり蹴ったり状態です。

そんな悪い雰囲気を吹き飛ばすには、「贅沢」食材しかないですね。

今日は「毛蟹」を紹介したいと思います。

毛蟹は一時の大不漁の状況は脱したようですが、非常に資源が枯渇している食材の一つです。

加えて外国船による無秩序な漁が、問題となっているようです。

そして「毛蟹」自体にも問題が・・・・・。

それは、「毛蟹の繁殖力が他のカニに比べて弱いこと。」「毛蟹の成長が遅いこと。」等です。

これって食べる側の人がどうこう言う話じゃないけど、資源保護・管理しながら獲らないといけないと言うことです。

日本では決められた漁獲量を守り、若ガニ保護のために堅ガニのみの利用を徹底するなどの厳格なルールを順守しています。

個人的にはカニは好きで、ワタリガニ、セコガニ、ズワイガニ、タラバガニそして毛蟹。

なんでもOK なんですが、毛蟹だけは素人では扱い難いですね。

毛むくじゃらな毛蟹の毛?で、手は傷だらけ(涙)。

蒸しまで自分で出来ますが、その後は誰かに正直お任せしたいです。

 

でも苦労を自ら買ってでも毛蟹を買い求めるのは、独特の旨味が癖になっているからです。=美味しい。

そこそこの大きさの毛蟹は、市場でも1万円は覚悟しないといけません。

しかし、鮮度が良くて産地が明らかな市場扱いの毛蟹、是非お買い求め下さい。